小学館

株式会社小学館
SHOGAKUKAN Inc.
小学館本社(4代目小学館ビル、2016年12月撮影)
小学館本社(4代目小学館ビル、2016年12月撮影)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
100-8001
東京都千代田区一ツ橋二丁目3番1号
北緯35度41分39.3秒 東経139度45分29.4秒 / 北緯35.694250度 東経139.758167度 / 35.694250; 139.758167座標: 北緯35度41分39.3秒 東経139度45分29.4秒 / 北緯35.694250度 東経139.758167度 / 35.694250; 139.758167
設立 1945年(創業は1922年8月8日
業種 情報・通信業
法人番号 6010001018919 ウィキデータを編集
事業内容 雑誌・書籍・コミックの出版および関連するデジタル、映像、キャラクター事業など
代表者 相賀昌宏代表取締役社長
資本金 1億4700万円
売上高 977億4700万円(2020年2月期)[1]
経常利益 55億7700万円(2020年2月期)[1]
純利益 39億2600万円(2020年2月期)[1]
従業員数 710名(男性442名・女性268名)
(2020年10月1日現在)[2]
決算期 2月末日
主要子会社 小学館集英社プロダクション
小学館パブリッシング・サービス
照林社
小学館クリエイティブ
ネットアドバンス
関係する人物 相賀武夫(創業者・初代社長)
相賀徹夫(第2代社長)
外部リンク https://www.shogakukan.co.jp/
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株式会社小学館(しょうがくかん)は、東京都千代田区にある日本の総合出版社。系列会社グループの通称「一ツ橋グループ」の中核的存在である。

社名の由来は創設時に小学生向けの教育図書出版を主たる業務としていたことに起因する。特に学年別学習雑誌は長らく小学館の顔的存在として刊行され続けてきたが、「出版不況」や児童の減少と嗜好の多様化のあおりを受け、2000年代から2010年代にかけて相次いで休刊され、2017年以降、月一回発売されているのは『小学一年生』のみとなっている。1926年に娯楽誌出版部門を集英社として独立させたが、太平洋戦争後は娯楽図書出版に再進出し、総合出版社へ発展した。

  • 1922年大正11年)
    • 8月8日 - 共同出版社社長・吉田岩次郎および岡山市吉田書店主・吉田徳太郎の支援を受け、共同出版社東京支店長の相賀武夫により創設。
    • 10月 - 『小学五年生』『小学六年生』10月号を創刊。
  • 1925年(大正14年)9月 - 集英社名で「尋常小学一年女生」10月号を創刊。
  • 1926年(大正15年)8月 - 娯楽誌出版部門を分離し、集英社設立。
  • 1927年昭和2年) - 社員章「ひよこのマーク」を制定。
  • 1928年(昭和3年) - 学習雑誌・児童書用の商標「勉強マーク」を制定。
  • 1933年(昭和8年) - 東京商科大学跡の旧校舎を改修し、本社を神田区一ツ橋通町3番地(現・千代田区一ツ橋2-3-1)の現在地に移転。
  • 1938年(昭和13年) - 創設者の急死により息子の相賀徹夫、第2代社長に就任する。
  • 1945年(昭和20年) - 株式会社小学館設立。
  • 1959年(昭和34年) - 一ツ橋グループの物流会社として昭和図書株式会社設立。
  • 1966年(昭和41年) - 三友社(現・小学館クリエイティブ)設立。
  • 1967年(昭和42年)
  • 1975年(昭和50年) - 一ツ橋メディア・レップ(現・株式会社小学館メディアプロモーション)設立。
  • 1986年(昭和61年) - VIZ Communications, Inc.を設立[4]
  • 1992年平成4年) - 相賀昌宏、第3代社長に就任。
  • 2000年(平成12年) - 富士通シーエーシーとの共同出資でネットアドバンスを設立。
  • 2005年(平成17年) - VIZ, LLCとShoPro Entertainment, Inc.を統合し、集英社、小学館プロダクションとの共同出資会社VIZ Media, LLCを設立。
  • 2006年(平成18年) - 小学館プロダクションに集英社が資本参加し、商号を小学館集英社プロダクションに変更。
  • 2007年(平成19年) - 演劇出版社の株式を取得し、関連会社化[5]
  • 2009年(平成21年) - KAZEグループとVIZ Mediaの子会社VIZ Media Europeを統合し、VIZ Media Europeを小学館、集英社、小学館プロダクションの共同出資会社に改組。
  • 2010年(平成22年) - 小学館集英社プロダクションと共同出資で台灣小學館股份有限公司を設立。
  • 2013年(平成25年) - 小学館アジア設立。
  • 2016年(平成28年) - 4代目本社屋である小学館ビルが完成[6]
  • 2017年(平成29年)
  • 2018年(平成30年)

小学館ビル

3代目本社屋(2012年11月撮影)

3代目本社屋は「小学館ビル」と呼ばれ、1967年1月に完成。地上9階、地下3階建ての鉄筋コンクリート構造で、当初は屋上に駐車場を有し地上からエレベータで運ばれる構造でもあった。『オバケのQ太郎』(藤子不二雄)の大ヒットにより「オバQビル」とも呼ばれたが、東日本大震災を機に耐震強度の見直しで建て替えが決定。2013年9月から取り壊しが行われたが、直前の8月9日に取り壊しを惜しんで漫画家25人が白山通りに面した1階応接ロビーの壁面や窓ガラスに落書きを行った[6]。その後、落書きの一般公開が決定し、8月22日に漫画家84人が地下1階の通路も加える形で更なる落書きをした上で、8月24日・25日に落書きされた場所が一般に開放され、約8000人が来場した[10]。来場できなかった人にも配慮し、公式サイトでも公開されている[11]

4代目本社屋も「小学館ビル」の名称で、2014年3月1日着工、2016年9月30日竣工。地上10階、地下2階建て、鉄骨鉄筋コンクリート造(地上)、鉄筋コンクリート造(地下)。地上1階と地下1階の中間階に免震装置を設置した中間免震構造を採用している[12]。2016年11月7日にオープンした。

小学館ビル完成までの間、200メートルほど南に位置する住友商事竹橋ビル(パレスサイドビルディング向かい)を仮本社としていた(住所上は同じ一ツ橋)。

小学館 [注 1]
決算期(期間) 売上高 営業利益 経常利益 税引前当期利益 当期純利益
第82期(2019年3月1日 - 2020年2月28日) 977億4700万円 55億7700万円 39億2600万円
第81期(2018年3月1日 - 2019年2月28日) 970億5200万円 43億9800万円 35億1800万円
第80期(2017年3月1日 - 2018年2月28日) 945億6200万円 3億1300万円 ▲5億7200万円
第79期(2016年3月1日 - 2017年2月28日) 973億0900万円 ▲9億3400万円 ▲8億1300万円
第78期(2015年3月1日 - 2016年2月29日) 956億0200万円 ▲8億9400万円 ▲30億5200万円
第77期(2014年3月1日 - 2015年2月28日) 1024億9100万円 6億3700万円 1億8700万円
第76期(2013年3月1日 - 2014年2月28日) 1025億5000万円 7億3600万円 4億6300万円
第75期(2012年3月1日 - 2013年2月28日) 1064億6600万円 16億4900万円 12億8200万円
第74期(2011年3月1日 - 2012年2月29日) 1079億9100万円 17億4400万円 ▲1億4400万円
第73期(2010年3月1日 - 2011年2月28日) 1111億1300万円 ▲6億7900万円 ▲25億6200万円
第72期(2009年3月1日 - 2010年2月28日) 1177億2100万円 ▲37億9100万円 ▲18億0200万円 ▲44億9300万円
第71期(2008年3月1日 - 2009年2月28日) 1275億4100万円 ▲75億7700万円 ▲63億7000万円 ▲63億7000万円
第70期(2007年3月1日 - 2008年2月29日) 1413億4400万円 ▲11億9900万円 9億6300万円 15億2900万円 2億9300万円
第69期(2006年3月1日 - 2007年2月28日) 1469億5100万円 46億6900万円 21億2300万円
第68期(2005年3月1日 - 2006年2月28日) 1481億5700万円 41億2700万円 42億3900万円 19億8500万円
第67期(2004年3月1日 - 2005年2月28日) 1545億4400万円 54億8500万円 54億2200万円 23億0300万円
第66期(2003年3月1日 - 2004年2月29日) 1502億5600万円 39億5800万円 17億8700万円
第65期(2002年3月1日 - 2003年2月28日) 1519億円 16億1400万円 ▲4億4000万円
第64期(2001年3月1日 - 2002年2月28日) 1582億円 ▲9億0800万円

教育誌

児童・学習誌

男性コミック誌

女性コミック誌

ファッション・美容誌

情報誌

文芸誌

演劇誌

  • 演劇界(発行:演劇出版社)

かつて発行していた雑誌

  • Latta
  • 週刊 古寺をゆく
  • 週刊 日本の美をめぐる
  • 週刊 日本の天然記念物
  • 週刊 四季花めぐり
  • 週刊 やきものを楽しむ
  • 週刊 名城をゆく
  • 週刊 中国悠遊紀行
  • クラシック・イン
  • ぼく、ドラえもん
  • もっと!ドラえもん

ウェブコミック・コミックアプリ

  • 小学館eコミックストア(旧・コミック小学館ブックス)

文庫

新書

児童書

  • コロタン文庫
  • ビッグ・コロタン
  • 小学館のテレビ絵本
  • テレビ超ひゃっか
  • 小学館のカラーワイド
  • てれびくんデラックス
  • 小学館ジュニア文庫
  • ちゃおノベルズ
  • ぷっちぐみベスト!!
  • 小学館版学習まんが少年少女日本の歴史
  • 小学館版学習まんが人物館
  • ドラえもん科学ワールド
  • ドラえもん社会ワールド
  • ドラえもんの学習シリーズ
  • 名探偵コナン実験・観察ファイル
  • 小学館版科学学習まんが クライシス・シリーズ
  • 入門百科+
  • 入門百科シリーズ
  • 小学館の図鑑Z
  • 小学館の図鑑NEO
  • ポケットガイドシリーズ
  • フィールド・ガイドシリーズ
  • とっとこハム太郎 おえかきいっぱい! ハムちゃんず!(キッズコンピュータ・ピコ)

小学館発行の漫画のセリフには、娯楽漫画も含めて句読点が多用されている。これは『小学一年生』をはじめとする学年誌の影響である。学習雑誌部門から発行された『ぴょんぴょん』を除く少女・女性向け雑誌は句読点を用いられていない。青年向け雑誌の『ビッグコミック』や『ビッグコミックスピリッツ』などにもこの特色が見られる。ただし、青年向け雑誌にはルビは用いられていない。なお、小学館以外のすべての出版社では、教育漫画のみで句読点を使用しており、娯楽漫画ではセリフには句読点は用いられない。

また、小学館のみが漫画で使用される標準フォントが他社が使用している標準フォントと異なり、そちらは2008年から他社が使用している標準フォントから少女、女性向け漫画を含めて変更している。

日本国内

日本国外

日本書籍出版協会日本雑誌協会、日本出版インフラセンター、辞典協会、出版文化国際交流会、全国出版協会、日本出版クラブ、読書推進運動協議会、国際児童図書評議会コミック出版社の会、デジタルコミック協議会、日本電子出版協会日本電子書籍出版社協会、日本オーディオブック協議会、日本映像ソフト協会日本アドバタイザーズ協会、日本雑誌広告協会、日本ABC協会、日本インタラクティブ広告協会など

現在

過去

注釈

出典

  1. ^ a b c “ニュース特集「決算」”. 新文化 (新文化通信社). (2020年5月26日). http://www.shinbunka.co.jp/kessan/kessan-shogakukan.htm 
  2. ^ 小学館2022年度定期採用 会社概要”. 小学館. 小学館 (2020年). 2020年11月17日閲覧。
  3. ^ “小学館ビル:人気マンガ家の豪華な“落書き”出現”. MANTANWEB (MANTAN). (2013年8月13日). https://mantan-web.jp/article/20130813dog00m200018000c.html 2013年8月13日閲覧。 
  4. ^ サービス産業の国際展開調査 (PDF, 2010年3月24日、独立行政法人日本貿易振興機構)
  5. ^ 「演劇界」が一時休刊へ…小学館の株保有を機に衣替え”. 2017年7月25日閲覧。
  6. ^ a b “小学館ビル:漫画家25人が落書き…建て替え、別れ惜しみ”. 毎日jp (毎日新聞社). (2013年8月13日). オリジナルの2013年9月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130912061228/http://mainichi.jp/graph/2013/08/13/20130813k0000e040180000c/001.html 2013年9月12日閲覧。 
  7. ^ 子会社の異動(株式の譲渡)に関するお知らせ (PDF, 平成29年3月23日、イーブックイニシアティブジャパン)
  8. ^ 小学館とDeNA デジタルメディア事業の共同出資会社を設立 (PDF, 平成29年8月3日、小学館)
  9. ^ 小学館とVOYAGE GROUP、出版コンテンツのデータベース化を支援する共同出資会社を設立
  10. ^ “小学館ビルの「ラクガキ」が一般公開、約8000人が来場”. ナタリー (ナターシャ). (2013年8月25日). https://natalie.mu/comic/news/97968 2013年8月25日閲覧。 
  11. ^ ありがとう! 小学館ビル ラクガキ大会”. 小学館 (2013年). 2014年3月30日閲覧。
  12. ^ 「小学館ビル」『ELEVATOR JOURNAL No.12』2016年10月号、一般社団法人日本エレベーター協会、6-7頁
  13. ^ ワンダーライフスペシャル
  14. ^ “ピース又吉の新書「夜を乗り越える」来月発売、自身と文学の関係綴る”. お笑いナタリー. (2016年5月17日). https://natalie.mu/owarai/news/187416 2015年5月17日閲覧。 
  15. ^ アジアから世界へ 台湾に教育事業の新会社設立”. 小学館集英社プロダクション. 小学館 (2010年5月19日). 2010年5月19日閲覧。
  16. ^ 小学館 (2013年9月27日). “「小学館アジア」設立 (PDF)”. 小学館. 2013年9月27日閲覧。

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